B小町は、解散した後も消えない影響力を持っていました。

楽曲はカラオケで定番であり、元メンバーの名前は都市伝説レベルで語り継がれるほど。

現実でも二次元でも、伝説のアイドルはB小町なのではないでしょうか？

絶対的エースと言われていた「アイ」が映画やバラエティで活躍したこともあり、第1話終盤ではドームでライブが開催されるほどの人気グループになりました。

初期メンバーの顔ぶれは、中学生モデル（めいめい、ありぴゃん、きゅんぱん）と、芸能事務所・苺プロ社長の壱護にスカウトされた伝説のセンター「アイ」。

全員が超人気でした。

推しの子は「週刊ヤングジャンプ」で連載されていた漫画です。

そして、その中でアイドル界の神話が誕生しました。現実・二次元問わず、歴代アイドルを押しのける存在…それが「B小町」です。

ドッキリじゃない瞬間があっても、「実はただの偶然…」と思ってしまいます。

疑いすぎているので、ドッキリじゃなかったとしても素直に喜べないんですね。

そして、クロちゃんはSNSですらも安心できません。

フォロワーからのコメントも、「仕込み」だと疑ってしまいます。

その他の日常の出来事も、全て仕掛けと思ってしまっています。

宅配便の時間が早いと「何かの仕掛けをされる？」と思い、エレベーターで知人に遭遇すると「これ隠しカメラに撮られてる？」と考えてしまいます。

現在クロちゃんの部屋の中には複数の監視カメラが設置されていて、自宅すらドッキリ空間になっています。